直営5店舗、FC店舗も46拠点!急成長する起業家インタビュー

最終更新: 2月5日


合同会社Wiaas代表盛永氏は、ゴーストレストランブランド「デリステーション」を中野2店舗、幡ヶ谷、武蔵境、住吉の5直営しているのに加え、全国46拠点でフランチャイズ展開をしている。フードテックカンパニーを目指し、急成長する盛永代表にインタビューを行いました!


Q:ゴーストレストランをはじめたきっかけを教えてください


つながりのあった不動産業者から、武蔵境にある居抜きの飲食物件を紹介された縁で、会社勤めをしつつ飲食店オーナーとして、知人の兄と共にタイ料理店を2018年5月にオープンしました。

当初はかなり苦戦しました。というのも、駅から徒歩15分で店をやるには難しい立地だったからです。このため、オープンして1か月後からデリバリーにも着手しました。当時はまだデリバリーが普及していませんでしたが、出前館に登録し自社配送で販売を始めました。

デリバリーは店内飲食に比べてデータが溜まりやすく、お客様の反応や販売データを見ながら試行錯誤を繰り返して売上を伸ばしていきました。コスパの高さも評価され、やがて出前館の人気店ランキングでは武蔵野市内で2位になったときには、大きな手ごたえを感じました。


Q:ゴーストレストランに振り切った理由はありますか?


武蔵境のデリバリー販売が軌道に乗り、新たな拠点を探していたところ、中野のバー居抜き物件に巡り合い、2020年1月、テイクアウトとデリバリー専門のゴーストレストランとして営業を開始しました。

そして、新型コロナの影響が出始めた2020年春頃、インバウンドの需要が見込めなる一方でフードデリバリーの需要は拡大したため、ゴーストレストラン事業に注力する方針に転換しました。これを機に、タイ料理だけでなく、それ以外のジャンルの業態も増やしていきました。また、拠点も増やし“配達員も地域のお客様もたくさん集まる場になる”というコンセプトで「デリステーション」と命名しました

更に、ゴーストレストラン業態をパッケージ化し、フランチャイズ展開を開始しました。現在は全国46拠点にフランチャイズ店を広げています。加盟金ゼロで居酒屋やビジネスホテルの厨房の空きスペースや空き時間を使って、ニーズに応じた最適な業態でゴーストレストランを営業してもらっています。


Q:売上げはどうでしょうか?


直営の中野1号店では8坪のキッチンで7業態を営業し、月に400万円を売り上げます。タイ料理業態の「ヒウマイ」はじめ2業態は月商100万円を超える人気業態に成長しました。業態作りでは「ヒウマイ」のように月商100万円を売れること目標にしており、売れ行きを見ながら、常に業態の入れ替えを行っています。この1年間でゴーストレストランブランドは25業態、100万円越え業態は7つになりました。


Q:業態開発はどのようにしてますか?


業態開発は主に二つの軸で、「データ分析を起点した開発」と「シェフ起点の開発」に取り組んできましたが、結果としてゴーストレストランの価値は、商品や業態の「個性」にフォーカスすることだと感じたので、「シェフ起点の開発」を中心にした戦略に行き着きました。

結局、データを見て「流行っているもの」を作っても、誰かの二番煎じになってしまう。それよりも、シェフのクリエイティビティを生かし、世の中にまだないものを生み出し、新たな可能性を切り開くのがゴーストレストランの本質的な価値になるなと。ただし、お客様の求めるニーズを満たすことも大前提。デリバリーにおける業態開発のカギは、商圏の3、4キロに住むユーザーをよく理解することだと思っています。そのためのデータは重要だと捉えています。


Q:デリバリーで売れる秘訣はありますか?


細かい戦術は色々とありますが、ひとつ言えるのは、ストーリーのあるブランドは強いということです。デリバリーは新規客の取り込み以上に、リピーターの獲得が肝になります。ストーリー性のある商品はファンが生まれやすく、リピートにつながりやすい。シェフのバックグラウンドだったり、商品が生まれた経緯だったり、そこにあるストーリーとしての面白さは大きな価値になります。

お客様と直接対面できないデリバリーだからこそ、ストーリーの伝え方には工夫が必要で、商品に同封するチラシやパッケージに書き込むメッセージやSNSの発信など、できることからストーリーを伝えていくことがファンの獲得につながると考えています。


Q:今後の展望は?


20年以上先になると思いますが、長期的な目標としては「食のiTunes」的な食のマーケットプレイスを作りたいと思っています。iTunesは、好きな音楽や映像をワンクリックで購入できるプラットフォーム。それをゴーストレストランに応用したいと考えていて、レシピもしくはゴーストレストランブランドをマーケットプレイス化し、IOTやハードウェアも絡めて、誰でも簡単に、ワンクリックで世界中の好きな場所で飲食店の出店ができるようなプラットフォームを整えたいと考えています。


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